ウメとウグイス

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サラリーマンは今日もがんばる
帰宅途中、駅の階段を昇っていたら、
前を歩くおじさんの、靴のかかとに、何か付着していた。

なんだろう?と思ってよくよく見てみると。
――付箋。
しかも、ピンクの。

その愛らしい色と、おじさんのくたくた具合のコントラストが
「お父さん、大変だね」感を、さりげなく匂わせていて、
ちょっとだけせつない気持ちになった。
まさか、わざとメモとしてかかとに貼っているとも思えないし。

せめて、自宅に着くまでに、付箋がはがれていてくれたら。
| ウメ | ひとりごと | 22:22 | comments(0) | trackbacks(39) |
抹茶の威力
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日本人でよかった。

久々に、都路里で抹茶のパフェを食べた。
祇園か京都駅前(時々高台寺)近辺を通り、かつ、お腹に
余裕のある時でないと食べられない。
それが、つじりのパフェだ。
大学生の時、友人達は、店内で一番大きな特選つじりパフェを注文し、
それを昼食としていたことからも、その容量が伺われる。

やや寒かろうと暑かろうと、抹茶を食べたくなるときというのは、
食べたくて仕方なくなる。そして、数十分かけてでも、並ぶ。
なのに、パフェを食べるのは、ほんの数十分。
でも、幸せ度は、絶大。
生きててよかった、この日まで、またあしたからがんばろう。と、
言葉が軽快に浮かぶほど、心は軽やか。

抹茶ゼリー、抹茶アイス、抹茶生クリーム。栗そしてあずき。
もう、すべてがいとおしい。いとおしい、とか書いてる自分が
やや気持ち悪いが。

私が今回食したのは、つじりパフェであるが、
特選ともなると、抹茶白玉や抹茶カステラなどが投入されており、
抹茶好きのすべてを満たす、究極のデザアトといえよう。

そんな感じで幸せ一杯の私であったが、月曜から、
会社のデザイナーとの亀裂が割と大きくなりつつあり、
いきなりストレスが蓄積しつつある状態である。プラマイゼロ。
ちょっと、あっけない。
| ウメ | 喫茶・甘味 | 22:00 | comments(2) | trackbacks(2) |
梅花祭に行く!
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まるで初詣のような賑わい。お賽銭箱遠し。

半年振りに、北野天満宮に行った。
2月25日といえば、菅原道真が亡くなった日であり、
1年に1度、梅花祭が開かれる(舞妓さんからお茶をいただける!
ただし1服1500円也)という、記念すべき日である。
しかも、梅の季節ということもあり、併設の梅苑へも入れる。
そして、毎月25日は、天神さんの日で、露店が展開される日でもある。
もう、梅づくし、道真づくしの、素晴らしさで飛び跳ねたくなる日なのだ。

今年はたまたま休日だったこともあり、何年かぶりに梅花祭に行った。
もちろん、舞妓さんは、遠目で見るだけである。
普段は閑散としているのに、この日は、鳥居の前からごった返して、
なかなか前に進めない。もしやお正月?と錯覚してしまうほど。
本殿の前には、とんでもない数の人が並んでいる。
普段は、とても身近なのに、この日ばかりは、果てしなく遠い。
仲が良かった人が、実は有名人で、遠い存在だったと思い知らされた気分だ。

露店は、ラーメン、明太子、エプロン、着物、骨董品、工具
カルメラ、べっこう飴など、脈絡のない面白いものばかりであった。
「いつもは●●円の奈良漬は、今日に限り■■円!食べてって!」と
威勢よく売っている人がいたが、ここは臨時の場所である。
いつもはどこで売っていて、幾らが相場なんだろう。
携帯に夢中で売る気が一切感じられない女子高生の飴屋さんもあったし、
色んな人やお店があって、見ていて少しも飽きなかった。

梅花祭、いろんなものにたくさん出遭えた、素敵な1日でした。
| ウメ | 京都のイベント | 23:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
病院に行く気力が
気付いたら、花粉がたくさん飛んでいた。
どうりで、電車で下を向いて寝られないわけである(鼻が。鼻が。)。
昨年処方してもらった1日1回1錠の抗アレルギー薬との相性がよかったので、
またほしいのだけれど、病院に行くのが、とても面倒で、
機を逃してしまってばかり。
気付いたら、手元に1錠。
ピンチ。ピンチって言葉を久々に使ってみたけれど、本気でピンチだ。

病院って、当然だけど、うきうきの対極にある。
どうせ薬の処方だけなのだから、数分で診察が終わるとわかっていても、
なんだか、気が重い。
でも、行かないともっとしんどい。
嫌なシステムである。
白衣をやめて、医師も看護師も素敵なスーツを着て、
待合室も、料理雑誌や週刊誌じゃなくて、「LEON」「Oggi」とか
大人向けに旅雑誌とか置いてくれないかな。
店内ジャズとか。嫌さ加減を薄めてくれたらいいのに。
「今日は病院に行くから、ちょっとおしゃれしなきゃな」位の
気合を必要としてみたい。
そうはいっても、高熱が出た時、パジャマの上にコートを来てでかけた私に、
そんなことを言える資格は、ない。

現実逃避せずに、
明日こそ行こうかな。
| ウメ | ひとりごと | 00:28 | comments(0) | trackbacks(16) |
既婚者とのわかれ
先日お食事会に来られていた、
既婚者の男性から、お食事に誘っていただいていた。
人それぞれなので、いいとか悪いとかはない、と前もって断わっておくが、
私は、恋愛に関して、既婚者にまったく興味がない。
でも、人として普通に接する分には、とても興味があるので、
どんどんお話したいし、声をかけていただけるなら、とても嬉。

その男性は、やたら恋愛的に前向きであった。
中年期くらいの男性に見られがちなストレートさである。全直球。
こちらとしても、窒息しそうなほどの、苦しさ。
のらりくらり交わしてもあまり効果がなかった。

なぜ、そんなに浮き足立つのか、まったくわからない。
なぜ、既婚しているのに、勝負にでようとするのか。
いや、既婚しているからこそなのかもしれないけれど。
人対人、で、恋愛とか一切関係なければ、
有意義な時間をお互い共有できるだろう。
でも、恋愛的な要素が入れば、話は別だ。
友人に会って、話をしているほうが、ずっと有意義だ。
というわけで、無期延期となった。

ふう。
| ウメ | ひとりごと | 10:40 | comments(2) | trackbacks(7) |
バレンタインのおくりもの
バレンタインの日、ちょっと離れたところに住んでいる友人から、
チョコレートが届いた。
女子のわたしが、もらえると思っていなかったので、すごくうれしかった。
しあわせでした。かみしめて食べました。

夜。
友達とワインとか日本酒とか飲んで、爆笑していました。
ロマンティックさ、ゼロ。

そんな感じであっという間に終わった1日でした。
| ウメ | ばら色 | 09:51 | comments(0) | trackbacks(1) |
そういえばバレンタイン
早いもので、今日はバレンタインだ。
年々チョコレートの価格格差が広がっているように思われる。
勤め先のおじさんたちにもあげるべきか悩んだが、やめた。

私は、デパートのチョコレート特設会場が苦手だ。
なんか、楽しさも切なさも、選ぶ喜びも甘さもあったもんじゃなく、
すごく現実的な空気、切迫感がみなぎっていると思うから。

もっと、ゆったりした空間で、ゆったり選びたいのに、
催事場で、仮に設けました感のあるカウンターで、
女子たちが、真剣なまなざしで(必死の形相で)試食し、選び、
むらがっている姿は、たとえ当日、女子がかわいかったとしても、
なんだか夢がなくて、そういう空気に飛び込む気力を失ってしまいます。
試食に人がわーっと集まる姿が、
そのままデパ地下の試食売りばとリンクしてしまう。
チョコレートには夢がほしい。

たとえば、北浜の五感みたいな感じ。
| ウメ | ひとりごと | 02:01 | comments(0) | trackbacks(7) |
怒涛の5連続
明日から、5日連続飲み会があります。
こんな時にかぎって仕事が多くて、調整が大変ですが、自業自得。
考えたり、書いたりする仕事が多く、難しさのあまり全身かゆいです。
わからないことがあると、かゆくなりがちです。
保湿保湿。

指先を見れば、少しはぎすぎす感もなくなるだろうと、
マニキュアだけじゃなく、小さなパールをつけたりして、
ひそかに楽しんでいます。ささやか、あまりにもささやか。

お風呂上りに、ペットのハムスターをもんでいたら、
手のひらの蒸気で、赤福もちみたいに、手形がついて、しなーとしてしまいました。
やや申し訳ない気持ちです。
小屋に戻すと、必死で毛づくろい。

また、あすからがんばろう。
小さな小さな原動力。
| ウメ | ひとりごと | 23:26 | comments(2) | trackbacks(1) |
芸術家にふれる
何気なく入った飲食店で、ある女性の個展をお知らせするはがきを受け取った。
そのギャラリーが、会社の近くだったので、
2日後のお昼休み、ランチを買いに行く途中で、ギャラリーに立ち寄った。
そのレトロなビルは、以前から入ってみたい!と思っていたので、
正当な理由により、足を踏み入れることができて、嬉しかった。

ギャラリーは2階の真中の、こじんまりした一室にあった。
部屋の真中に、彼女が作った作品がデデーンと鎮座。
固い糸を蚊帳のように織りこんでいる、2.5mはあろうかというオブジェ。
羊の毛(しかもリアル)や、木や、なんか、色んなものが、
もわもわ織り込んである。中に入れるらしい。
自然の声を織ったというその作品は、大きさに圧倒されつつも、
言いようのない安らぎと、驚きを与えてくれた。

部屋には、作者であるハヤシさんという、大学卒業後1年の若い女性と、
もう少し大人の女性と、芸術家風のおじさん(先生と呼ばれていた)がいた。
そして、勤め人の私の計4人しかいない。
サッと入って、パッと出る、というドライな鑑賞のできる空気はなく、
お茶を進められたこともあり、ハヤシさんとしばし会話をすることになった。

しかし、私は、そこでハヤシさんと相当会話を交わしてしまった。

子供のころから工作や何かを作ることが好きだったこと、
なぜ芸術を目指すようになったのか、
お金のために何かを作るのはいやで、作るために生活をしたいこと、
今後の展望、制作の方向性での少しの迷い、
といったハヤシさん自身のことや。

羊の毛の入手先、木は近所から拾ってきたこと、
機織は自宅にあり、こつこつ織っていたこと、
といった作品に関することや。

アイデアは普段思いついたら書き留めておくこと、
何かを表現していないとだめ、といった
芸術家としてのハヤシさんに関する事。

などなど、それだけで記事がかけそうなくらい
豊富に色々聞いてしまい、ハヤシさんは、聞いた以上に
たくさん答えてくれた。素直で、おだやかな、素敵な女性であった。

私は、人にとても興味があるので、どうして?と思うと、
聞きたくなってしまう。大抵の人は、喜んで答えてくださる。
ハヤシさんの場合は、とてもすらすら答えてくださった。
彼女の感性は、とてもピュアなのだと、思った。

普通の勤め人の私にはない、その感性と表現力をとてもいいなと思った。
朝から仕事に追われていたので、昼休み、素敵な作品に出遭えて、
私のこころも洗われ、お昼からの仕事もはかどった。
私は、ハヤシさんと、ハヤシさんの作品からエネルギーと、リフレッシュと、
刺激をもらい、幸せな気持ちになった。
| ウメ | いやし | 12:48 | comments(0) | trackbacks(3) |
ひどいことをいいました
お食事会なるものに、お誘いいただいたので、参加してきた。
素敵なイタリアンのお店で、アラカルトで注文した美味しいお料理とともに、
ワインやシャンパンをいただいた。
至福の時間でした。

参加者は、友人と友人の会社の人とその友人たちであり、年齢的にも
(私だって、相当、笑えないくらいに大人なのであるが)
大人な人たちであった。

結論からいうと、彼らの会社内の話や空気が、内輪すぎて
全く入ってゆけなかった上に、会話がおじさま風すぎて、
私も頬も嘘笑いしかできないくらいにこわばったことに、とても後悔した、
という、悲しいできごとであった。

確かに、皆さまとても優しくフレンドリーなのであるが、
普通の場であれば口説きととられても仕方のない会話を、
これでもか、これでもか、と投げつけてくる。
そんな感じで、先方は、同僚である友人を口説きまくっていたのだけれど、
それは社内的には普通の会話、とのことであった。
しかし、それが普通ではない私には、
「うさんくさい」→「わざとらしい」と思え、しまいには、
そこにいることが申し訳なくなり、あとはふたりを含む数人で
盛りあがってほしい!と思うにいたり、「私はそろそろ失礼します」と言った。

せっかく友人が誘ってくれたのに、あまりの胡散くささに、
いつも以上に、ものごとをハッキリ言ってしまった。
蚊帳の外に置かれっ放しで、寒風にさらされたからって、
こどもみたい。自己嫌悪。

でも、おじさん風な会話および、胡散くさい親しみ(詳細は割愛)は、
どうしても苦手。紳士的なふるまいであっても。
友人は「私も●●さんすきです」とか、笑顔できちんと返していた。
だから、みんなに好かれる。だって、どんな寒いことを言っても、
笑ってくれるもん。

私が、いくら、誰とでもすぐに話せるからといって、
こういうおじさん風な人は、どうしたって、苦手だということが、
よくわかった。でも、その場を気持ちよく過ごしてもらえるような
振る舞いくらい、身に付けるべきだろう。
でも、でも、逃げたくなってしまう。同年代の人か、年上でも
おじさん風じゃない人じゃなかったら、もう逃げたくなる。愛想を振り撒けない。
そして、自己嫌悪。
近年めずらしいくらい、人と出会ったあと気まずい思いをしてしまった。
| ウメ | はな息 | 09:40 | comments(0) | trackbacks(1) |
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